T.Academy
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教えて!! 輝きWoman
~T.Academyが紹介する女性活躍企画~

女性として輝いていると思う瞬間それは…

歌で伝えたい・・・「他人を輝かせることで自分が輝く!」

歌手/Saasha

2017年11月15日、デビュー1stミニアルバム「Flapping」を発売した歌手のSaasha。
パワフルで突き抜けたボーカルワークが魅力で、
ご自身で描く等身大の歌詞も、同世代の女性から絶大な共感を得ています。
現在は特にライブにおいて圧倒的な存在感で活躍されています。

実は、大成グループの60周年を記念してつくられた
大成株式会社テーマソング『A ray of hope』
を作詞作曲し歌ってくださっている歌手が、そのサーシャさん。
今回はそんなサーシャさんに、歌手として、女性として、お話を伺いました。

自分で働いて、夢を叶えるためにやり抜く!
大変だけど、「音楽」が趣味でもあり遊びでもあり・・・

歌手を目指したきっかけは何ですか?

サーシャ
小さい頃、カラオケで初めて人前で歌ったときに、
すごい拍手をされて褒めてもらえたことが嬉しかったんです。
それをきっかけに歌手になろうかなと思いました。
それで、調子に乗って歌の勉強を始めて、今になりますね。

小学生の時から歌を習っていたのですか?

サーシャ
いいえ、親に反対されていたので、歌を習ってはいませんでしたが、
自分なりにラジカセで歌ったりしてました。
高校に入るまでは、歌を習ったりしたことはありませんでした。
本当に勉強し始めたのは、高校生になってからですね。

親から反対されて心が折れることはありませんでしたか?

サーシャ

歌を歌ったことで初めて人に認められた気がしたので、
やめようと思うことはなかったです。
高校に入ってアルバイトできるようになって、
自分で芸能関係のスクールに入って本格的に勉強しました。

大変だったことはありますか?

サーシャ

自分で働いて、やり抜くって大変ですね。
ステージに立つ時もお金がかかるんです。
衣装代とか、カラオケに行って練習するための資金とか、
いろいろお金がかかるんだなーと身をもって知りましたね。
アルバイト代は全て音楽に注ぎ込みました。
大変ですけど、遊びより音楽が楽しい感じで、音楽が趣味であり遊びでもありましたね。

高校生の頃から歌の勉強を始められたということですが、
今、歌手になって
「あの頃これに出会えたから今がある」というものはありますか?
例えば、「人」とか「本」とか。

サーシャ

はい、あります。

ちょうど私が高校生の頃、映画「天使にラブソング2」が再放送されていて、
それを見たとき衝撃を受けたんです。
特に、その映画の中の、『joyful joiful』という曲を聴いたとき、
「なんだ、このかっこいい歌は!」と思って、すぐレンタルCDショップに行って、そのCDを借りました。
その曲との出会いで、洋楽やブラックミュージックに入るきっかけを得たという感じです。

「夢は叶う・・・」そのためには
思いつくことは何でもやってみる!

「歌手になる」という夢がかなった今の心境は?

サーシャ

この「Flapping」というCDを出すと決まった時に、
「あー夢は叶うんだな」と思いましたね。
CDアルバムが出ると決まった時に、どんな曲をいれようかと考えたんです。
アルバムが出るということで、夢は、思い続けていれば叶うものだということを実感しましたので、
皆にも、「思い続ければ夢は叶うんだよ。」ということを歌で伝えようと思ったんです。
それで、アルバムの一曲目にそういうメッセージを込めた曲を入れました。

それが”Fly”です。

“FLY”は、ドローンをイメージして作ったとも聞いていますが・・・

サーシャ

いいえ、作ったときはドローンをイメージしたわけではないんですが、
この歌を聴いてくれたドローンの会社の方が
「これはドローンにピッタリだね」と言ってくれたんです。
それでだんだんドローンの歌という感じになったというわけです。

弊社は女性が9割の会社です。
特に受付で勤務する社員は20代、30代が多いので、
いろいろと思い悩むこともあるようです。
その年代は「これから先これでいいのかな」と考える時期だと思いますが、
サーシャさんは、これから先を考えて思い悩んだり、心が揺れることはありませんでしたか?

サーシャ

20代前半にありましたね。
周りの皆が就職するころですね。
私は北海道出身ですが、一緒に地元から東京に出てきた友達とか、
他の地方から来た友達が、だんだん夢を諦めて地元に帰ったりする時期がありました。
学校を卒業したり就職したりする時期に、すごく迷いましたね。
私もOLをやってみようかと思って実際やったこともあったんです。

その頃、3.11の震災が起きたんです。
震災が起きた頃は、ちょうど自分の気持ちが揺らいでいる時だったんです。
でも、震災を経験して、
「いつ死ぬかわかんないな」
「じゃあ、やっぱり好きなことをやろう」と思い、
会社を辞めて歌を歌っていくことに決めたんです。
そこからはもう、一度も心が揺らいだことはないですね。
ずっと歌い続けようって思っています。

歌手になった今、歌手を夢見ていた時に描いていたことと現実は違いますか?

サーシャ

東京に出てきたばっかりの頃は、
歌に対して変な自信もあったりしました。
でも、現実を見ると、音楽をやりたいという場合、
歌だけじゃだめだなんですよね。

歌が上手いだけの人ならたくさんいるので。
だから、それ以外に自分にできることをたくさん増やそうと思って、
いろんな勉強をしました。
例えば、英語を勉強してみたり、歌も留学してゴスペルを見に行ってみたりだとか、
あとは、世界をいろいろみたいと思って、いろんな文化に触れてみたりしました。
とにかくいろんなことを吸収したくて、本を読んだりもしました。
歌詞を書くときに、ボキャブラリーが必要だったり、
英語の歌も歌うので、発音の勉強も必要です。
思いつくことを何でもやってみて、それでも音楽が好きだなと思いました。

 

特別な日に、ライブに来てくれる
そんなファンの気持ちに応え続けたい

歌うことが辛いなと思う瞬間はありますか?

サーシャ

あります。もちろん。
でも、ライブは、その日をすごく楽しみにしてくれてる人がいて、
それを思うと頑張らなきゃいけないなと思うんです。
私は毎日歌っていますが、そのライブに来てくれる人にとっては、
その日が誕生日かもしれないし何かの記念日かもしれない。
そんな大事な日にそのライブを選んできてくれている、
と思うと、その責任感で頑張れるんですよね、辛いときも。

落ち込んだ時はどうやって自分を盛り上げていますか?

サーシャ

友達に話すとか、ですね。
友達に話せないときは、好きなアーティストの自伝を読んだりします。
そういう自伝を読むと、「こういう人たちも、結構苦労して成功したんだな」と思います。
そう思うと自分も頑張らないといけないなって思うんです。

一番好きなアーティストは?

サーシャ

日本だと、ドリームズカムトゥルー。
洋楽で一番尊敬していたのはホイットニーヒューストン。
彼女の本とか映画をたくさん見て頑張ろうって思いました。

歌はサーシャさんにとってどんなものですか?

サーシャ

生きがいに近いですね。
「歌えなくなったら私は何をするんだろう」と思うくらい。

作詞をする時、歌詞はどうやって生まれるんですか?

サーシャ

例えば、自分が悩んでるときに、自分が言ってもらいたいことを考えます。
皆はこうやって言われたら元気になるかな、とか。
そういう感じで作っています。

頑張るモチベーションはどこにありますか?

サーシャ

ファンの方が応援してくれてるので、その気持ちに応えなきゃいけない、
という思いが一番のモチベーションになります。

たとえ小さい夢でも、たくさん夢を叶えていける人が素敵!

どんな女性が輝いていると思いますか?

サーシャ

素敵だなって思う女性は、自然な人。
ありのままの自分を受け入れてナチュラルでいることができる人が素敵だなって思いますね。
あとは、夢を叶えていける人が素敵だなとおもいますね。
夢は別にCDデビューとか大きいことではなくてもいいんです。
可愛いカフェを見つけたから行ってみようとか、このブランドの服を買ってみたいとか、
何でもいいんです。そういう小さな夢をたくさんかなえていける人が素敵だな、輝いてるなと思います。

 

私を見て「自分も頑張ってみようかな」と思ってもらいたい
人の後押しが出来たら嬉しい

では、これから輝きたいと思っている女性にアドバイスをお願いします。

サーシャ

先ほども言った通り、やりたいことをやってほしいです。
「私なんかじゃ無理かな」と言う前に、やりたいことを紙に書いてみる。
それから、これをするにはどうしたらいいか、例えばお金が必要かなとか、
いろいろとやるべきことが出てくると思います。
そういうことを考えているだけでワクワクしてくるので、
たとえ実現できなくても、ワクワクしてくるだけで輝けるんじゃないかなと思います。

私は「歌うパワースポット」というテーマでインスタをアップしているんですが。
私が頑張っている姿を見てもらって、他の人が「自分も頑張ってみようかな」と思ってくれたら嬉しいです。
そんなふうに、人の後押しを出来たらいいなと思っています。

最後に、当社のテーマソング『A ray of hope』作成についてお聞きします。
歌を作るとき、当社のイメージを決めるポイントになったところはどこですか?

サーシャ

最初に御社が60周年を迎えたと伺いました。
そして、60周年を迎えられたのは社員のおかげだというお話を聞いたので、
まずは、社員への感謝の気持ちを歌に込めようと思いました。
それから「かたい社名で自由な発想」というイメージを歌に
入れてほしいというリクエストがありましたので、それを入れようとしました。
でも、そこで問題が起きました。

会社が考える「自由」と私が考える「自由」が全く違ったんです。
私が考える「自由」は、何の心配もなくゆったり過ごせる、
やりたいことができる、ということだったんです。
ところが、会社が考える「自由」というのは、いろんな考え方ができる「自由」
ひとつのことに拘らない、幅の広い考え方を意味している気がしました。
それで歌詞を書き直しました。
最終的には、自分にはいろんな武器があるから、
どんどんいろんなことに挑戦していこう、という内容を歌詞にしました。

一番の歌詞は『感謝』、二番以降は『未来』、ということをイメージして歌詞を書きました。

 

 

 

 

~A ray of hope~
Saasha

「ありがとう」を改めて言わせてよ
今がある事を疑わず 生きてこれた事を
深い深い絆が出来た事
お互いを信じ認めて ここまでこれた事を

どんな事でも望んでいい そうでしょう?
まだ見たい未来がある
みんなと一緒だから

見えない力が眠っている 溢れてる
一人じゃない 一人なんかじゃないから

どんな事でものぞんでいい そうでしょ?
変わりたい自分がいる
ここからスタート

今こそ 高く 舞い上がる
怖いものなど何もない
今こそ 旅立てるの
広く広い 世界だから
作り上げて行こうよ
きっと明日は輝くものになるから

 

 

インタビューを終えて…

-

サーシャさんのこの日のファッションは、ブラウンのハットにパンツスタイル。
そのままライブステージに立てそうなクールなサーシャさん。
お話の仕方は、とても優しく可愛らしく、エレガント。
順風満帆にここまで生きてこられた方かなと思いながらインタビューをすすめていくと、
決してそんなことはなく、夢を叶えるためのサーシャさんの強い意志とたゆまぬ努力があったからこそ
今のサーシャさんが存在するのだと感じさせられました。

「歌うことで自分が輝くというよりも、自分は“歌うパワースポット”になりたい!」
と話すサーシャさんが一番キラキラと輝いて見えた瞬間でした。

『他人を輝かせることで自分が輝く』・・・素敵ですね。

Saasha(サーシャ)

歌手

生年月日:1988/11/1
サイズ:T.162 B.82 W.59 H.88 S.23.5cm
血液型:B型
出身地:北海道
特技:英語、ピアノ
趣味:ライブ鑑賞、読書、グルメ巡り、ジムに行く、海に行く
資格:テキーラマエストロ(テキーラソムリエ)取得
Instagram:https://www.instagram.com/saasha.powerplace/
Twitter:https://twitter.com/saasha0001101
ブログ:http://ameblo.jp/saasha1101/
SHOWROOM:https://www.showroom-live.com/tsm
HP:http://www.union-mj.jp/saasha/


- 主な経歴 –
◎2020 大成株式会社イメージソング「A ray of hope」作詞・作曲
◎2018一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)アンバサダー
◎ミス東スポ2016グランプリ

<CD>
・2017年11月 デビュー1stミニアルバム「Flapping」(UNION NUSIC JAPAN)

<音楽配信>
・2020年3月 大成株式会社イメージソング「A ray of hope」(希望の光)
https://www.taisei-bm.co.jp/topics/1616/

<ラジオ>
・2018年4月~ レディオ湘南「Saashaのbees fly」※レギュラー継続中
・2020年4月~ FM FUJI「赤坂ミュージックラウンジMZES &SAKE.CONNECTION presents エムゼス BAR」

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