T.Academy
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教えて!! 輝きWoman
~T.Academyが紹介する女性活躍企画~

女性として輝いていると思う瞬間それは…

輝きは心の余裕から

株式会社ハイエンドコミュニケーション 代表取締役/高野睦子

元日本航空株式会社CA、Tiffany & co Japan inc では、日本で数人しかいないハイエンド顧客担当として多くのVIP顧客との親交を深め、2015年には、ティファニーの日本代表に選出され、全世界社員9000人の名から30人だけに贈られるCLT(チャールズ ルイス ティファニー)をニューヨークで受賞。
双子の母でもある高野さん、外見の美しさは勿論、内面から放たれる美しいオーラと輝きをお届けします。

全ては心の余裕から

心に余裕がある人

 

高野さんが輝いているなと思う女性はどんな方ですか。

 

高野

心の余裕を感じる人です。好きな事をしましょうと言われている時代の中で、自分の好きなことをしている女性は以前より増えていますし、そういう女性はもちろん輝いておられます。 その中でも、一際輝いてると思う人は心の余裕を感じる人です。自分の思うように生きていて人生の矢印は自分ではあるけれど、周りへの気遣いや思いやりなど矢印が他者にも向けられています。 自分自身が満たされ心に余裕があると気遣いや振る舞いにあらわれます。オーラを出すのではなく、オーラがにじみ出ていると感じます。

何かにチャレンジしている時

ご自身が輝いていると思う時はどんな時ですか。

高野

自分の過去を振り返っても、輝いている時って実はその時って気づいてないんですね。あの時実は凄く毎日がキラキラしていたなと今になって、ようやく私自身は気づいているんです。逆に、今の自分は輝いていると思っている時は実は未来の自分にとっては、そうでもなかったり・・・。私にとって自分が輝いていると思う時は、何かにチャレンジしている時、大変だったり、しんどかったり、モヤモヤしていたり、そういう毎日の繰り返しをしていた時が、後から振り返ると色濃い人生を歩んでいたなと思います。

 

その人と出会いが、歳を重ねる怖さが素敵に変わった瞬間

 

本、人物、映画、など影響されたものはありますか。

高野

仕事がらそうですけども、今まで女性に囲まれ生きてくる事が多かったです。その中でも「女性」として影響を受けたのは、ゴルフがきっかけでご縁が繋がり料理教室で出会った女性です。ご主人を亡くされてその後に、色んなチャレンジをされている姿を見て、外見も凄く綺麗で華やかなのですが、心が謙虚で一番惹かれたのはやっぱり内面です。私より年上で出会った時が30前半だったのすが、私自身まだ結婚をしていなくて、年齢で色々と言われることもあったり、歳を重ねることが怖いと思っていた時期でした。でもその女性に出会ってから、歳を重ねるって凄く素敵な事だなって、女性って幾つになってもチャレンジできるんだと感じたんです。若い時ってみんな可愛いじゃないですか。色んなことを経験してつみ重ねる美しさって、本当にこういう事をいうんだなって。すごく感動したんですね。感動って言葉があっているか分からないですけど。30代前半の私が色んな事を感じて、私自身もこうやって例えば次世代の女性に向けて、大人になるのも悪くないんだよ、年齢をつみ重ねる事は怖い事じゃないんだよ、素敵な事なんだよ。色々経験して、辛いことも色々と経験することは、すごく人生を豊かにして素敵なことなんだよっていうのを、見せられるような自分になりたいなってその時に思いました。一番近くにいる母ももちろん影響を受けた1人です。子育てが終わってから習い事を始めたり新しいチャレンジや世界を広げている姿を見て刺激を受けました。自分より年齢を重ねた女性から受けた影響は大きいです。

 

 

世界を広げてほしい!

人生は自分で楽しむものと、覚悟を決める!

 

これから輝きたいと思っている女性へアドバイスをお願いします。

高野

コロナ禍なので外に出歩くのは難しいとは思いますが、先ずはどんどん世界を広げてほしいです。やはり自分の普段のコミュニティーを飛び出して外に出ないと色々な刺激・人・世界には出会えません。誰かとお話ししたりする事で、どんどん自分が見えてない世界が広がっていくので、是非色んな人から刺激を受けてください。私自身は刺激のない人生やゆるふわな人生よりも、ジェットコースターのような、その時はたとえジェットコースターであっても色濃いドラマティックな人生を歩みたいと思っています。例えば仕事や、子育ての中で思い通りにならないしんどい時はあると思います。そういう時はこれは成長痛なんだと思うと、そのしんどさも意味があると思えます。

これも、後からみたらその時じつは色濃い人生を歩んでいて、そういう事があるからこそ年齢では語れない人間的な魅力が磨かれます。長い人生の中で勿論しんどい時はあると思いますが、是非、失敗を恐れずに色んなことにチャレンジして新しい自分に出会っていただきたいです。

いつもと違う習慣をとりいれる

しんどいな、落ち込んじゃったなと思う時は、どうされていますか?

高野

とにかく、そういう波から逃げたいなって思っていた時。例えば小さな習慣でもいいのですが、早く起きるとか、起きてコーヒー飲んでゆったりする時間とか、何かいつもと違う習慣を一つ取り入れています。いつもと同じルーティーンではなく、例えばウオーキングをしたり、外にでて窓を開けるでもいいですけども、習慣を変えていきます。そこから流れが、変わってくるような気がします。

気持ちのスイッチを入れる

高野

あたまの右上くらいにでも第三者の自分を置いて、状況を俯瞰する癖をつけると、客観的に見れて「こういう人生も面白いよね」と思えます。自分の感情は自分でコントロールします。 私は美容がとても好きなのですが、気持ちのスイッチを入れるためにお風呂にバラを浮かべてバラ風呂にしたり、メイクで気持ちのスイッチを入れることもあります。産後はメイクも出来ないほど忙しいと聞いていたのですが、実際双子育児でとくに新生児期のころは寝る時間もないくらい慌ただしく過ぎました。でも、ちょっとの時間を見つけてでも、メイクすると、何となくいつもの自分に戻れます。スイッチを入れる何かを持つのもいいですね。口紅ってちょっと塗るだけで、疲れた顔から、「パッ」と一瞬で明るい表情と気持ちに変えてくれます。

リラックスする・自分を取り戻す時間

最後に双子を出産されたとは思えないスタイルですが、産後の体型はどのように戻されましたか。

高野

実は16.8キロ太って、出産して3日後ぐらいに11キロ落ちて、人間ってどうなっているんだろうと思いながら、初めての双子育児で、目まぐるしい日々の中で自然に落ちていきました。妊娠前に、週3ぐらいジムに行ったりとか、ヨガをやったり、筋トレやったり、色々とやっていたので、お腹も出産直前の、座るのも横になるのも息苦しいという大きなお腹でもなんとか持ち堪えました。日々トレーニングをしていて良かったと思いました。双子なんで安静にしなくてはいけなかったんですね。出産後も二人なので、中々外に出るのが難しくて、外に出た時のあの感動、一生忘れないと思います(笑)。リラックスする・自分を取り戻す時間を大切にしました。

インタビューを終えて…

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華やかで優雅な立振る舞いが素敵な高野さんですが、ゆるふわな人生よりジェットコースターのような色濃い人生を送りたいとおっしゃるくらいに、情熱的な方でした。
日々の経験を大切にして、美しく歳を重ねられたらと改めて思いました。
そして何より、ご自身のスイッチの入れ方が、誰にでも直ぐに取り入れられる・マネしたい方法があり必見です。
高野さんの出されている本にも、まだまだ沢山ヒントがあります!
是非、ご覧ください!


高野睦子(たかのあつこ)

株式会社ハイエンドコミュニケーション 代表取締役

同志社大学経済学部卒。 新卒で日本航空株式会社入社 客室乗務員として勤務。 その後、Tiffany & co入社し、関西・東京外商担当兼、日本で数人しかいないハイエンド顧客担当として多くのVIP顧客との親交を深める。 2015年には、ティファニーの日本代表に選出され、全世界社員9000人の中から30人だけに贈られるCLT(チャールズ ルイス ティファニー賞)をニューヨークで受賞。
15年以上のキャリアを経て、その後独立。現在は接客コンサルタントとして活躍中。
2018年ミスユニバース評議員

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