輝きWoman!!記事2020/11/02

あなたにとって「輝きwoman」とは...

特別企画!スペシャル対談 前半

オンライン直売所「食べチョク」 代表/秋元 里奈

式会社KoLabo 代表/駒崎 クララ

今回は食べチョク代表と秋元さん、株式会社KoLabo代表の駒崎さんと、普段からお二方と親交のある弊社の社長によるビッグ対談をお送りします。「女性として輝く」ことをテーマに、仕事についての悩みや喜びを本音で話していただき、共感する部分が盛りだくさんの内容となっています。前編と後編に分けて掲載します。
是非、最後までお楽しみください!!

本日は貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。
弊社の受付のスタッフ達が20代から30代で、まさにお二方と同世代なんですが、そういった同世代の女性に、将来の生き方や仕事の仕方、モチベーション維持などについて、お二人からアドバイスをいただければと思います。

「その理由でやらないんだったら、たぶん一生やらないね」その一言で起業を決意(秋元)「いろんな方のアドバイスで起業を決意」(駒崎)

お二方とも、当然前職があってそれぞれ独立をされたとわけですが、本当に独立しようと思った時に後押しをしてくれた方ってどんな方々でしたか?

秋元 私は、後押ししてくれた人が一人います。
もともと起業という選択肢は自分の中になかったんですね、農業の事業をやりたいっていうのはあったんですけど。
そんな中で、起業っていう選択肢を入れてくれた人がいて、その人は年下の学生起業家だったんです。
その人に「農業の事業をやりたいけど、大企業の新規事業としてやるのも違うし、転職もピンとこないんだよね」と自分のモヤモヤを相談していたら、「起業したらいいじゃん」と言われたんです。
その人と話して、合理的に起業するのが一番いいという納得感のある答えにたどり着いたので、1時間のうちに起業を決意しました。
だから、彼にはめちゃくちゃ感謝してます。

すごいですね。その1時間で相当説得力があるというか、秋元さんに響いたんでしょうね。

秋元 そうですね。「なんでやらないの?」って言われて、やらない理由を話したんですよ。
まだ25歳で3年しか社会人やってないとか、そもそも農業初めてだし農業のことよくわかんない、とかいろいろ話していたら、「その理由って別に会社員でいる以上解決されないよね。その理由でやらないんだったらたぶん一生やらないね。」
って言われて「確かに」って思って。彼は学生で起業していたので特に説得力があったんですよね。

その方とお会いしたのはある意味ターニングポイントですね。

駒崎 私の場合はいろんな方にアドバイスいただく度にだんだん起業になったという感じですね。
このインタビューのテーマにもあるような、「モチベーション」に対して私は幼いころから興味があって、それについてインタビューを私なりにいろんな人に伺ったりしてたんです。
その中でだんだん私はこのサービスをしたいなと思うようになって、それで起業してたっていう流れですね。

農家を救いたいとか、CAさんのセカンドキャリアを応援したいっていう思い、そのようなビジョンが明確にあるから、起業につながったんでしょうね。

やりたいことがないのがコンプレックスだった(秋元)
自分の軸を知ることでやりたいことを発見(駒崎)

インタビューを終えて…

後半はお二人が輝いていると思う女性は……からのスタートします。どうぞお楽しみに!!!

秋元 里奈 近影

秋元 里奈(あきもと りな)

オンライン直売所「食べチョク」 代表

神奈川県相模原市の農家に生まれる。 慶應義塾大学理工学部を卒業した後、2013年に株式会社ディー・エヌ・エーへ新卒入社。
webサービスのディレクター、営業チームリーダー、新規事業の立ち上げを経験した後、スマートフォンアプリの宣伝プロデューサーに就任し4部署を経験。
2016年11月に農業分野の課題に直面し株式会社ビビッドガーデンを創業。
2017年5月にこだわり生産者が集うオンライン直売所「食べチョク」を立ち上げる。リリース3年で、認知度/利用率No.1の生産者特化ECに成長。
また、2019年にはフジテレビ系列「セブンルール」に出演。
2020年4月には、アジアを代表する30歳未満の30人「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出。
2020年9月よりTBSのニュース番組「Nスタ」の水曜コメンテーターを勤める。
オンオフ問わず365日24時間着ている「食べチョクTシャツ」がトレードマーク。

駒崎 クララ 近影

駒崎 クララ(こまざき くらら)

式会社KoLabo 代表

1982年兵庫県神戸市生まれ。神田外語大学外国語学部スペイン語学科(現:イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻)卒業。5歳から10歳まで、両親と共にヨットで世界中を航海して過ごす。大学卒業後、アシアナ航空にて7年半キャビンアテンダント(CA)を勤める。その中で、航空会社の枠を超えたCA同士の情報交換の必要性を感じ、CAのためのSNS『CREW WORLD』を開設。2012年、株式会社KoLaboを設立。『CREW WORLD』運営のほか、CAのセカンドキャリア支援のための人材紹介事業やコーチングを行っている。